kakinokosyobo’s diary

絵本の紹介です

絵本の古典 しろくまちゃんのホットケーキ

絵本には大人の書籍と違い、「対象年齢」が書かれているものがあります。福音館書店の絵本ですと「読んであげるなら○さいから・自分で読むなら○むき」と書いてあるものもあります。

それでもあくまで個人差はありますので本を選ぶ参考にする程度で、読んでみないと興味をもつか、集中力が続くかどうかは実際わかりません。また一度読んであげるだけではその時興味をもってくれなくとも、たまたまその時期ではなかったということもあり、わかりません。

 

次男もいつも電車の本ばかり読んでいて違う本も読ませたいなと思っていた矢先に、今月になりこちらの本

 

 

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのホットケーキ」わかやまけん さく こぐま社

 

を読んでほしいと自ら選んできました。

 

この絵本は家に2冊あり、どちらも別の方々から出産祝いでいただいた本です。それほど重なるくらい有名な絵本であり、手元にある本は2015年3月に第200刷という驚異的な数字をもっている、絵本の古典といっていいでしょう。

 

3歳0か月の次男はお手伝いをやりたい時期のようで、台所仕事に、お風呂そうじに、せんたくものの取り込みに、興味深々で、朝も一緒にリンゴを切ったり(実際は少し私の手に添えている程度)物干し台を一緒に片付けたり(ちからがないので台に触れている程度)しています。

 

もちろん私ひとりでやったほうが早いですが、時間が許すときには手伝いをさせています。

 

そんな次男にこの絵本はぴったりなのでしょう。道具をそろえること、料理を作る楽しさと、ホットケーキをつくった達成感、後片付けをするところを自分に重ねて読んでいるのかなと思います。

 

この絵本はいまの次男にぴったりなことを知り、ますますこの絵本のすばらしさを再認識しました。

 

やはり絵本にもあうタイミングがあり、よい絵本だとしても読まないことは多々あるので、日々読むことによって、好みや時期を知ることができると思いました。

また今回のように絵本を本棚においておくことで、ずっと読んでいなかった本を息子自ら手にとり読むきっかけになったことは、手元に絵本をもっておくこともやはり大切なことだと改めて思いました。

 

前回も書きましたが、赤ちゃんの頃は、「死なないように」お世話することが中心でしたが、3歳になり、親として、より強く情緒面や社会で生きていくためのことに移ってきたなと日々実感し、また一つ子育ての責任感を感じています。